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アジアサッカー連盟(AFC)はこのほど、4月19に日行われたAFCカップ2017のグループG第5節セレス・ネグロス(フィリピン)戦の後半で、暴力行為により一発レッドで退場したハノイFCのFWホアン・ブー・サムソンに4試合の出場停止と1000USD(約11万円)の罰金処分を下した。なお、試合は2-6でアウェイのハノイが敗れている。
ナイジェリア出身の帰化選手であるサムソンは、この試合の後半から途中出場。しかし、62分のセットプレーで相手選手と小競り合いとなり、退場処分。さらにその後、他の相手選手から人種差別的発言をされたとし、その選手の顔を殴るなどした。
なお、ハノイFCは5月3日に行われるグループG最終節で、フェルダ・ユナイテッド(マレーシア)をハノイ市ミーディン国立競技場で迎え撃つ。現在、2位のハノイFCは、グループステージ突破に向けて、何としても勝ち点3が欲しいところだが、得点源であるサムソンに加え、ゴンザロ・マロンクレとロリス・アルノーも欠場。さらに、複数の主力選手がU-22ベトナム代表に招集されて、合流が遅れるため、かなり苦しい台所事情になりそうだ。