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2年に1度の“東南アジアサッカーの祭典”AFFスズキカップ2018が11月8日に開幕した。今回は、この大会で活躍が期待される各国のスター選手5人を紹介する。
MFグエン・クアン・ハイ(ベトナム)
ASEANサッカー連盟(AFF)の公式サイトが今大会のMVP候補筆頭に挙げているのが、ベトナム王者ハノイFC所属の同国代表MFグエン・クアン・ハイ。この21歳の若者が高く評価されるのには、当然理由がある。AFC U-23選手権の準優勝、アジア競技大会(ASIAD)のベスト4進出と躍進を遂げた若きベトナム代表のエースとして今年、大車輪の活躍。その名を東南アジアのみならず、アジア全土にとどろかせた。
MFティティパン・プアンチャン(タイ)
日本とベルギーでプレーする主力4選手が不参加のタイ代表において、彼らの穴を埋める活躍を期待されているのが、25歳のティティパン・プアンチャン。東南アジア競技大会(SEA Games)では、U-23タイ代表の一員として2連覇した経験がある。AFFスズキカップは今大会が初参加だが、最近の高いパフォーマンスのおかげで、タイ代表の中盤の要という評価を受けるまでになっており、セレッソ大阪が獲得に関心を示していると噂されている。
FWステファノ・リリパリ(インドネシア)
かつて北海道コンサドーレ札幌にも所属していたオランダ出身のステファノ・リリパリが東南アジア屈指のアタッカーであることに異論を唱える者はいないだろう。前回大会では、ベストイレブンに選ばれる活躍で、インドネシアを準優勝の立役者となった。28歳となり、円熟期を迎えたステファノ・リリパリには、インドネシアを初優勝に導くことが期待される。
FWサファウィ・ラシド(マレーシア)
21歳の若さで、東南アジアで最も優れたタレントの一人との評価を受けているウィンガー。アジア競技大会(ASIAD)でも大活躍し、グループリーグでは、韓国からゴールを奪って、格上相手の大金星に貢献。大会ベストイレブンにも選ばれた。
MFマヌエル・オット(フィリピン)
外国出身選手をずらっと並べたフィリピン代表は、今大会も優勝候補の一角。今大会では、ドイツ出身の26歳、マヌエル・オットに期待したい。ドイツの名門下部組織で育った同選手は、卓越したキープ力と精度の高い中長距離のパスで、攻撃陣を操る司令塔だ。