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帰ってきたキャプテン翼、「翼−フィールドの夢」がベトナムで出版再開!出版担当にインタビュー<1>
2020/09/03 15:48 JST配信
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(C) Thế Anh,ZING

 キムドン出版社は6月末、新装版として「Tsubasa - Giac mo san co(翼−フィールドの夢)」の出版を開始した。80年代~90年代生まれの子供たちを夢中にさせた『キャプテン翼』がベトナムの出版界に戻ってきた。

 スペインなどでは『Oliver y Benji(オリベルとベンジ)』の名前で親しまれている大人気サッカー漫画『キャプテン翼』は、往年のスーパースターたちも子供時代に読んで影響を受けたと語っている。ジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリ、フランチェスコ・トッティ、フェルナンド・トーレスらも少年時代に翼を読んで成長したという。

 ベトナムでは、80年代~90年代生まれの子供の記憶に深く刻まれた作品と言える。この世界的傑作は、かつてベトナムでも翻訳出版されていたが、もろもろの理由で出版が一時停止していた。それをキムドン出版社が6月26日に新装版として復活させたのだ。地元メディアは今回、同出版社のコミック部門担当者ダン・カオ・クオン氏に『キャプテン翼』復活までのいきさつについてインタビューした。

きっかけはU-23ベトナム代表ブーム

-棚には『キャプテン翼』の新装版の初版がずらりと並んでいます。壮観ですが、プロジェクトを達成した現在の感想は?

クオン「長い間準備してきましたが、新型コロナウイルスは出版界にも影響を及ぼしました。社会的隔離措置(実質的なロックダウン)が終わって、ようやく読者の手元に届けることができるようになったので、とにかく嬉しかったです。チームの誰もが興奮していました。」

−『キャプテン翼』は世界中で影響力を持つ作品ですが、ベトナムではどうでしょうか?

クオン「1990年代に出版されたこの作品は、ベトナムで最初に登場したジャパニーズコミックの一つです。80年代と90年代生まれの子供たちにとって思い出の漫画と言えるでしょう。多くの子供たちが翼を読んでサッカーを知り、サッカーを始めました。翼は特にこれらの世代にとって非常に影響力のある作品です。」

−今の社会人には懐かしい作品と言えますが、この作品についてどんな思い出がありますか?

クオン「第一印象で誰もが思うことでしょうが、作者が登場人物の背丈をもの凄く高く書いていることですね。登場人物は少年なのに非常に脚が長いです。子供のころ兄弟が1、2冊ずつ借りてきてくれたのを自宅で読んでいました。試合の展開が読めなくてハラハラした記憶があります。1話毎に翼たちがどうやって試合に勝つのか当て合いをして遊んでいました。当時はまだ貸し本の時代でしたから、次の巻を読むまでかなり待たなければなりませんでした。」

-当時の思い出は新装版を作ろうとするモチベーションになりましたか?

クオン「少年時代の思い出にこだわった作品を世に送り出したいです。それは私だけのものではなく、プロジェクトチームの仲間たちも共有している思い出です。こうした古典的な名作を手掛ける上で、それは大きなモチベーションになります。」

-今回、キムドン出版が『キャプテン翼』と繋がった縁は何だったのでしょうか?

クオン「ご存じのように『キャプテン翼』は以前、TMVコミックスがライセンスを取得して出版していましたが、いくつかの理由により営業停止となりました。これにより国内で『キャプテン翼』のライセンス保持者が空席となり、キムドン出版はライセンスを再取得すべきか社内で検討を続けました。2018年にホーチミン市で開催されたマンガフェスティバルで、作品の著作権を持つ集英社の方々と会う機会があり、彼らと『キャプテン翼』について話しました。イベント開催日は、ちょうどAFC U-23選手権決勝と重なりました。ベトナム代表とウズベキスタン代表が激突した全国民が注目した試合です。グエンフエ通りではパブリックビューイングも開催され、イベントの来客者も殆どが試合中継を観に行ってしまいました。集英社の方々はその光景を見て、ベトナムのサッカー熱の高さに驚いていました。彼らはキムドン出版が『キャプテン翼』を復活させることで、より多くの読者にサッカーの興奮を届けてほしいと願ったのです。

-キムドン出版は、その申し出に対してどんな反応を示したのですか?

クオン「サッカー漫画の金字塔ですから興奮しました。キムドン出版は以前、同じく日本のサッカー漫画である『かっとび一斗(ベトナム名「Jindo」)』を出版したことがあります。『キャプテン翼』は登場人物たちが困難に立ち向かいながら努力で乗り越えていくもので、内容的には『かっとび一斗』よりもややシリアス。最初のシリーズは全37巻ですが、現在も新シリーズの連載が続いている長寿作品です。」

-熱狂的なファンが多い作品ですが、出版に際して最大のモチベーションになったのは何でしょうか?

クオン「おっしゃる通り、『キャプテン翼』はサッカー通の熱烈なファンを持ちます。出版に当たってはU-23ベトナム代表ブームが最大のモチベーションになりました。キムドン出版は、売上や話題性を度外視して古典的名作の復活を目指しており、『キャプテン翼』はその条件を満たす作品でした。」

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[2020年9月3日 ベトナムフットボールダイジェスト]. 
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順位 クラブ名 得点 失点 勝ち点
1 サイゴンFC 19 7 23
2 ベトテルFC 20 13 22
3 ホーチミン・シティ 21 12 20
4 タンクアンニン 17 16 20
5 ハノイFC 19 12 19
6 ベカメックス・ビンズオン 15 11 17
7 ホアン・アイン・ザライ 12 14 17
8 SHBダナン 19 14 16
9 ホンリン・ハティン 11 10 15
10 ソンラム・ゲアン 9 13 15
11 タインホアFC 8 13 14
12 ナムディンFC 13 23 10
13 ハイフォンFC 5 16 10
14 クアンナムFC 15 29 9
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