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7月5日、アジア競技大会(ASIAD)2018の男子サッカー競技のグループステージ組分け抽選会が行われ、パク・ハンソ監督率いるオリンピック・ベトナム代表(U-23+オーバーエイジ3人)は、日本、ネパール、パキスタンと同じグループDに入った。
ポット3のベトナムは当初、死の組に入ることも予想されたが、くじ運に恵まれて、かなり有利な組分けとなった。同組で、強敵と言えるのは、日本のみ。ネパールとパキスタンからは、ベトナムが実力を発揮すれば、勝ち点3を計算できるため、グループステージ突破はそれほど難しいことではない。
今大会の男子サッカー競技は、8月14日から9月1日の日程で開催されるが、開催国インドネシアとベトナム以外の東南アジア各国は、かなり難しいグループに入った。このうち、タイは、ウズベキスタン、カタールと同組。マレーシアは、韓国、バーレーンと同組となっている。
ベトナムは韓国・仁川で行われた前回大会で、三浦俊也監督のもと、グループステージを首位突破。決勝トーナメント初進出を果たしたが、続く試合で中東の強豪UAEに敗れて、ベスト8進出はならなかった。
なお、今大会に出場する、この年代のベトナム代表は、韓国人パク・ハンソ監督のもとで大きな飛躍を遂げており、今年初めのAFC U-23選手権では、準優勝に輝くなど、国民からの期待は非常に大きいものがある。ベトナムは、今大会に向けて7月22日に招集され、1次キャンプには50人以上が呼ばれる予定。ベトナムはその後、8月上旬にハノイで開催されるウズベキスタン、オマーン、オーストラリアとの国際親善大会に臨む。
グループステージの組分けは以下の通り。
A組:インドネシア、香港、ラオス、台湾
B組:タイ、ウズベキスタン、バングラデシュ、カタール
C組:イラク、中国、東ティモール、シリア
D組:日本、ベトナム、パキスタン、ネパール
E組:韓国、キルギスタン、マレーシア、バーレーン
F組:北朝鮮、サウジアラビア、イラン、ミャンマー