![]() (C) VFF |
(C) YouTube
|
AFFスズキカップ2018は11月16日にグループAの試合が行われ、優勝候補ベトナム代表がホームのミーディン国立競技場でマレーシア代表に2-0で勝利した。ベトナムは開幕2連勝で準決勝進出に大きく前進した。
ベトナムは強豪マレーシアとの大一番で、主将のFWグエン・バン・クエットをベンチスタートとし、若手のFWファン・バン・ドゥックを先発で起用した。立ち上がりはマレーシアに主導権を握られたが、11分にファン・バン・ドゥックが左サイドを突破してチャンスを作ると、中央のFWグエン・アイン・ドゥックがダイレクトシュート。これはうまくヒットしなかったが、走りこんでいたFWグエン・コン・フオンが技ありのゴールを決めてベトナムが先制。
ホームの大声援を受けるベトナムは、ここから落ち着いた試合運びをみせ、マレーシアにチャンスらしいチャンスを与えず、前半を1点リードで折り返す。
後半に入ると、マレーシアが同点ゴール目指して攻勢を強めるが、ベトナムの守備陣が高い集中力をみせて、マレーシアの攻撃をしのいでいく。60分には、ファン・バン・ドゥックからのパスに反応したグエン・アイン・ドゥックが相手ディフェンスラインの裏を上手くついてシュート。これが決まって、ベトナムがリードを広げる。
終盤、マレーシアも意地の反撃を見せるが、ベトナムは落ち着いた守備でしのぎ切り、試合はこのまま2-0でベトナムが勝利。ベトナムは2試合連続となる完封勝ちで、勝ち点を6に伸ばした。同日行われたグループAの試合で、ミャンマーがラオスに3-1で勝ったため、得失点差の関係で、ベトナムが同組2位につけた。