![]() (C) saigonheat, ジェイソン・ラベドーHC |
ASEANバスケットリーグ(ABL)に参戦中のサイゴン・ヒートを3シーズンにわたり率いてきたアメリカ人ヘッドコーチ、ジェイソン・ラベドー氏が22日に急逝した。49歳だった。
ラベドー氏は、21日にインドネシア・ウォリアーズを下した翌日の早朝、ホーチミン市内の自宅で倒れているのが発見され、病院に緊急搬送されたが、そのまま息を引き取った。
28日には、サイゴン・ヒートのホームスタジアムであるホーチミン市7区のカナディアン・インターナショナルスクール(CIS)でファンとの告別式が催され、集まった大勢のファンが親愛なるビッグダディに最後の別れを告げた。
ラベドー氏は、米国ウィスコンシン州出身。カリフォルニア大学デービス校で選手として活躍した後、指導者に転身。テキサス大学エルパソ校では、2000~2001シーズンに23勝6敗で、大学史上最高となる1試合平均80.3得点を記録し、ウエスタン・アスレチックカンファレンスの最優秀コーチに選ばれた。また2010年には、日本のリンク栃木ブレックスでも指揮を執った。