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[東南アジア]
シンガポール代表、ベルント・シュタンゲ監督の来月退任が内定

2016/03/19 12:13 JST更新

 シンガポール代表のベルント・シュタンゲ監督(68歳)が、現行契約が切れる4月15日をもって退任することが内定したと英字紙ニューペーパーが伝えた。現地メディアでは昨年後半から暗黙の了解という形で規定事項として報じられていた。

 2013年5月に就任したシュタンゲ監督の国際Aマッチでの戦績は、14勝5分15敗で勝率は0.424。10年間にわたって指揮をとったアブラモビッチ前監督の戦績44勝31敗55敗、勝率0.338を数字では上回っているが、東南アジアチャンピオンに3度輝いたアブラモビッチ監督に対して、シュタンゲ監督は一昨年のスズキカップで地元開催にも関わらずグループステージ敗退の惨敗に終わっており、印象度では天と地ほどの差があった。

 「パス&ムーブ」を掲げて就任したシュタンゲ監督だが、実際にピッチで流れるようなパスワークが披露されたシーンは殆ど見られなかった。シュタンゲ・シンガポールのベストマッチは、昨年6月のワールドカップ・アジア予選日本戦のスコアレスドローというのは衆目の一致するところ。しかし、その快挙が目標としていたパスサッカーから遠く離れたスタイルで戦った結果だったのは、なにかと残念な感じだったシュタンゲ監督を象徴しているような気がしてならない。

後任は待望のシンガポール人監督?
 シュタンゲ監督の退任内定を受けて、シンガポールサッカー協会(FAS)は後任探しに動き出している模様。前回アブラモビッチ前監督が退任した際には、スポーツ専門の人材紹介会社「スポーツ・リクルーメント・インターナショナル」を通じて世界中から候補者を募ったが、今回も同社に依頼する方針とみられている。

 しかし、シンガポールのサッカーファンの間では、「シンガポール人監督待望論」が根強く存在している。現在のシンガポール人指導者の中で代表監督が務まるほどの実績と人気があるのは、現代表コーチのファンディ・アーマドとタンピネス監督のV・スンドラムーシーしかいないので、シンガポール人から次期監督を選ぶ場合は事実上この2人のいずれかということになる。

 地元出身の代表監督は、2000年12月に退任したヴィンセント・スブラマニアム監督以来生まれていない。サッカーファンの宿年の願いを聞き入れるという意味で、一度くらいシンガポール人にゆだねてみるのも悪くないのではなかろうか。外国人指導者の方が経験も知識も豊富なのは間違いないが、シンガポールサッカー協会の予算では、連れてこられる監督のレベルには限りがあるのも事実だ。

記事提供元:シンガポールサッカーの探求 

[シンガポールサッカーの探求 2016年03月17日 11:20]
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