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ソンラム・ゲアン(SLNA)のホー・バン・チエム社長は26日、SLNA復帰かコンサドーレ札幌への移籍かで去就が注目されるレ・コン・ビンについて、移籍を容認する内容のコメントを発表した。
同氏は地元メディアの取材に対して「契約通りコン・ビンが50億ドン(約2500万円)の違約金を準備できるなら、我々に彼を引き留めることは出来ない」と述べた。また同氏は、札幌から約50億ドンの移籍金提示を受けていることを認め、最後の判断はコン・ビンに委ねる方針を示した。
さらに同氏は「当クラブにとってコン・ビンは必要な選手、それは変わらない。彼もこのクラブに愛着を持っている。しかし、現在のクラブの財務状況を考えると、50億ドンの移籍金は大きな価値がある」とし、移籍金は今後さらに上積みされる可能性があると述べた。
レ・コン・ビンは今年8月に期限付き移籍で札幌に加入。移籍期限は2013年12月末までとなっており、札幌は完全移籍を目指し、SLNAと交渉を進めてきた。